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2025.07.16

なぜガラエポ加工は難しい?現場目線で解説する加工のポイント

ガラスエポキシ(通称:ガラエポ)は、絶縁性・難燃性・耐熱性に優れた機能材料として、多くの電子機器や制御装置に使われています。
しかし、その強度と硬さから、「加工が難しい素材」としても知られています。

今回の記事では、なぜガラエポ加工が難しいのか、そして長友製作所がどのように対応しているか、現場目線でご紹介します。

 

 

 

強化樹脂=削りにくい理由

ガラエポはガラス繊維を含むため、樹脂単体に比べて非常に硬く、加工中の工具摩耗が激しい素材です。
また、削る際に発生する微細なガラス粉塵は、製品や作業環境に悪影響を与えるリスクがあります。

そのため、次のような技術と環境が不可欠になります。

 

  • ・切削条件や工具の最適化(素材ごとに加工条件を変える)
  • ・粉塵対策された加工設備
  • ・作業者の安全を守る保護体制

 

 

クリーンな加工環境が品質を守る

ガラエポ加工時の粉塵は見逃せない問題です。
長友製作所では、集塵装置設備を備えた加工環境を整え、発生した粉塵を確実に吸引・除去。

また、作業時は防塵マスクや保護メガネなどの安全装備を使用することで、粉塵対策と安全管理に配慮した作業を実施しています。

 

「加工品質」と「作業環境安全」の両立こそが、高品質な製品を安定して提供する秘訣です。

 

ガラエポ加工はプロに相談を

ガラエポ材は高性能な反面、加工には専用のノウハウが求められる素材です。
図面通りに正確に削り出すためには、現場経験と設備力が不可欠です。

 

「削れる業者が見つからない」「粉塵が心配」という方も、ぜひ一度長友製作所にご相談ください。
ガラエポ加工のプロとして、最適な加工方法をご提案いたします。

この記事を書いた人

名前:代表取締役 長友慶太