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2025.12.25
| 内容 | 支給材への彫刻加工+彫刻部への色入れ(白) |
|---|---|
| 材質 | アルミニウム(黒梨地アルマイト処理済み・支給材) |
| サイズ | 外径 Φ100 |
| 工程 | 彫刻加工(後加工) → 色入れ → 仕上がり確認 |
| 数量 | 1点 |
| 納期 | 約2週間 |
本事例は、黒梨地アルマイト処理済みのアルミ部品(支給材)に対し、後加工として彫刻および白色の色入れを行った実績です。
アルマイト処理後の部品への彫刻は、アルミ素地への彫刻とは異なる配慮が必要となるため、表面状態を踏まえた加工条件の設定を行っています。
本事例の概要
加工の技術ポイント
■ アルマイト処理後の表面状態を考慮した彫刻
アルマイトはメッキのように別層が付着しているものではなく、アルミ母材そのものが酸化して形成された表面状態です。
そのため彫刻時には、
という性質の切り替わりを意識した加工条件が求められます。
本事例では、刃物径・回転数・送り条件を表面状態に合わせて調整し、彫刻が不安定にならないよう配慮しています。
■ 色入れを前提とした溝形状の設計
彫刻は「削ること」自体が目的ではなく、最終的に色入れした際の見た目と可読性が成立することが重要です。
そのため、
溝形状になるよう彫刻条件を設定しています。
■ 支給材への後加工としての対応
本案件は、表面処理まで完了した支給材への後加工となるため、
素材の状態を事前に確認し、加工による外観変化が最小限となるよう作業を行っています。
一点ものの案件でも、仕上がりを重視した対応が可能です。
想定される用途例
彫刻・色入れ加工について
当社では、アルマイト処理済み部品を含む支給材への彫刻・色入れ加工に対応しています。
一点ものからの対応実績もあり、仕様や仕上がりイメージを確認しながら進めることが可能です。
アルミ素地とは異なる条件が求められるアルマイト後の彫刻加工についても、内容を確認のうえ対応いたします。